原料大豆の
品質管理への取り組み

大豆の選定から倉庫での保管まで、一貫した品質管理を行っています。

タカノフーズの原料管理の流れ

01

大豆

大豆

1970年より日本の納豆用の小粒大豆(茨城納豆小粒)が現地アメリカ・カナダに持ち込まれ、栽培改良を重ね今日の納豆用大豆があります。日本で生まれた種子がアメリカ・カナダの豊かで広い大地においしい大豆を実らせるのです。

02

大豆の産地

種まき・除草・収穫

大豆の産地

タカノフーズの納豆・豆腐に使用している大豆の産地は国産大豆商品以外はアメリカまたはカナダです。品質を安定させる為に複数の種類の大豆を適宜ブレンドして使用しています。これらの大豆は収穫後、実際に納豆・豆腐を作って品質を確認しています。
国産大豆は、北海道から九州まで日本全国から厳選した大豆を使用しています。

03

現地の管理

現地の管理

タカノフーズは、アメリカ・カナダの生産者(集荷業者や農家の皆さん)と積極的にコミュニケーションを取り、契約栽培大豆の管理に力を入れています。その管理全般を担っているのがシカゴ事務所所員です。
安全で美味しい大豆を安定供給し続けるために、生育状況、出荷施設、大豆品質など様々な確認を大豆サプライヤーとおこなっています。

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分別生産流通管理と
各輸送経路

分別生産流通管理と各輸送経路

購入大豆は、遺伝子組換え大豆(GMO大豆)や他の穀物と混ざらないように流通各段階で分別し証明書をつけるIPハンドリングにより管理されています。 また、各生産者・大豆集荷業者とのコミュニケーションを深め、トレーサビリティ(流通から生産者まで追跡可能)の重要性を理解頂くことで、安全性および安定供給の向上をおこなっております。

IPハンドリングとは
「Identity Preserved Handling 」の略で、分別生産流通管理のこと。 特定の農産物を生産、流通及び加工に至るまで、各段階で(善良なる管理者の注意を持って、)他の穀物と混ざらないよう分別管理し、その旨について、各段階で証明書の添付が義務付けられている管理システム。

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大豆の選別と定温保管

大豆の選別と定温保管

精選・保管設備
コンテナ搬出(日本へ)、選別、
品質ごとの管理保管

収穫された大豆は粒径別に分けられ、選別施設で異物が除去されます。美味しい納豆・豆腐になるために、タカノフーズ独自の選別システムで丁寧に選別し、夏でも涼しい定温で大事に保管しています。

精選・保管設備
コンテナ搬出(日本へ)、選別、品質ごとの管理保管

こだわり1

大豆を傷めないよう、
丁寧に選別しています。

大豆表面にキズがつくと、その後の製造工程で薄皮がむけ、栄養分の流出や発酵不良を招き、品質が落ちてしまいますので、角のない丸型のタンクを一部に採用するなど、大豆を傷めないように選別を行っております。

こだわり2

6種類の選別機を通過した大豆だけ
がおかめ納豆になります。

割れ豆、不良大豆を取りのぞき、仕上げに色彩選別機を通して、ひと粒ひと粒丁寧にチェックします。
6種の選別機を用いた独自の選別システムに通し、合格した大豆だけが、「おかめ納豆」になります。また、豆腐用大豆も独自の基準を設けており、それに合格した大豆だけが「おかめ豆腐」になります。

  • フルカラーカメラで異物を判断、
    発見されたら瞬時に除去されるしくみ

こだわり3

原料大豆の劣化を防ぐため、
15℃以下の定温で保管しています。

管理の行き届いた倉庫内で温度調整をすることで、暑い夏場でも大豆の品質を保っています。

定温倉庫内

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現地の管理

生産

大豆から納豆や豆腐が作られる様子を、バーチャル工場見学でお楽しみください!

バーチャル工場見学サイト